ワクチンによる感染予防
過去の感染から得られる獲得免疫だけでは感染リスクが伴う可能性があるため、ワクチン接種についての最新情報をアップデートすることが重要です。
免疫力だけでは限界があります1,2
獲得免疫の持続期間はまだ明確にわかっていません。定期的にワクチン接種することによって、発症リスクと入院リスクが減少することが報告されています。
新型コロナウイルスの潜在的なリスク3
新型コロナウイルス感染症を発症した一部の方では疲労や息切れ、認知機能障害(混乱、物忘れ、精神的な集中力や明晰さの欠如)などといったさまざまな中長期的な症状が出る可能性があります。
また、コロナ後遺症として心理的影響が出ることもあります。こうした症状は、新型コロナウイルス感染症発症後から継続する場合もあれば、回復後に現れる場合もあります。症状は現れたり消えたり、時間とともに徐々に再発することもあります。
疲労
認知機能障害
息切れ
重症化、入院、死亡リスクの軽減1,2
新型コロナワクチンは重症化率を低減し、入院率や死亡率のリスクを軽減することができると複数の研究で示されています。
コロナ後遺症、重症化、入院、死亡のリスクを軽減し、最も効果的に予防するためには、新型コロナワクチン接種についての最新情報を常にアップデートすることが大切です。
接種スケジュール
〈5歳以上の方〉
- 前回の接種から少なくとも3カ月経過した後に接種する受けることができます。
- 初めて新型コロナワクチンを接種する方は、1回目の接種後、およそ4週間の間隔で2回目を接種できます。
〈生後6ヵ月以上5歳未満の方〉
- 1回目の接種後、4週間の間隔で2回目の接種を受けてください。
- 1回目に本ワクチンを接種した場合は、原則として2回目も本ワクチンの接種を受けてください。
- 本ワクチンは3回目以降の接種はできません。
- 1回目の接種から4週間を超えた場合には、できる限り速やかに2回目の接種を受けてください。
スパイクバックス筋注の接種を受けることができない方
- 明らかに発熱(通常37.5℃以上)している方。
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 過去にスパイクバックス筋注に含まれている成分で重度の過敏症*のあった方
- 上記以外に医師が予防接種を行うことが不適当な状態にあると判断した方
スパイクバックス筋注の接種に注意が必要な方
- 血小板減少症や凝固障害のある方、または抗凝固療法を受けている方
- 過去に免疫に異常があると診断されたことがある方や両親や兄弟に先天性免疫不全症の方がいる方
- 心臓や血管、腎臓、肝臓、血液の病気や発育の障害などの基礎疾患のある方
- 今までに、予防接種を受けて2日以内に発熱があった方や全身性の発疹など アレルギーが疑われる症状が出たことがある方
- 過去にけいれんを起こしたことがある方
- 本ワクチンの成分に対してアレルギーを起こすおそれがある方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
原則、体調が良い時にワクチン接種を受けましょう
- 接種後、15~30分程度は接種医療機関の施設内などで、背もたれのある椅子に座るなど、ゆったりとした気持ちでお待ちください。
- 副反応は接種後30分以上経過した後にも起こることがあります。
- お待ちいただいた後でも、いつもと違う体調の変化や異常を感じた場合は、すみやかに接種を受けた医療機関などの医師や看護師、あるいはかかりつけ医に連絡してください。
モデルナ・ジャパン株式会社
〒105-6923 東京都港区虎ノ門
四丁目1番1号
出典
- 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html, 2024/09/13確認)
- 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A [2024年3月時点] (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa_archive.html, 2024/09/13確認)
- 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&A(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kouisyou_qa.html, 2024/09/13確認)
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